コロナウィルスを最新としてここ数十年の間に新しい感染症が次々と発生しています。その75%は動物由来感染症だといわれています。エボラ出血熱、HIV感染症、O-157感染症、SARS、MERS、日本紅斑熱などです。その背景にあるのは珍味な野生動物を食べる習慣で都市部へ肉が流通したり、希少なペットとして人気が上がって流通が増えていること。さらに森林の伐採や資源の採掘で人が野生動物の領域に入り込み接触が増えていること。地球温暖化でウィルスや細菌が生存可能な環境を広げていることなどがあるのです。