フェアトレードの知識
フェアトレードとは
フェアトレードとはより公正な国際貿易を目指す、対話と透明性、互いの敬意に基づいたパートナーシップです。
特に南（途上国）の立場の弱い生産者や労働者により良い貿易条件を提供し、その権利を守ることによって持続可能な発展を支援するものです。
それは下記の8つの原則が守られた取引です。
フェアトレード8つの原則
- 立場の弱い生産者との取引
- 公正な価格の支払い
- 前払い金の支払い
- 長期的な取引
- 労働者の管理の遵守
- 生産者の能力向上の支援
- 環境への配慮
- モニタリング活動
WFTO（世界フェアトレード機関）が定める１０の指針
- 生産者に仕事の機会を提供する
- 事業の透明性を保つ
- 公正な取引を実践する
- 生産者に公正な対価を支払う
- 児童労働及び強制労働を排除する
- 差別をせず、男女平等と結社の自由を守る
- 安全で健康的な労働条件を守る
- 生産者のキャパシティー・ビルディングを支援する
- フェアトレードを推進する
- 環境に配慮する
フェアトレード3つの目的
- 貿易を通して貧困を削減する
- 零細農家や農園労働者の社会資本を強化する
- 国際貿易の改革と公正性を目指す
そして私たちに出来るもう一つの選択
現代社会は発展しましたが、世界ではまだ７億人が貧困生活を強いられています。
フェアトレードは買い物を通じて世界の貧しい人々を助けることが出来る方法です。
生産コストと生活費用を賄えるだけの公正な価格が支払われる。更に持続的な仕組みで農民、職人、労働者やその家族の暮らしを改善することが出来るのです。またその地域社会で、医療サービスの改善、教育施設の整備、医療品の供給、手ごろな価格の食料品を売る商店、児童労働の防止や子供への教育機会の提供ができるようになるのです。
皆さんの日用品の買い物をフェアトレード品にしてみませんか？
それによって生産者やその家族が貧困の連鎖から抜け出せるようになるのです。
いつもと違うもう一つの選択で・・・・・。